2011年10月25日火曜日

インターンシップ in Singapore Vol.3

インターンシップ in Singapore Vol.1

インターンシップ in Singapore Vol.2
http://vine2011hunger.blogspot.com/2011/10/in-singapore-vol2.html

インターンシップ in Singapore Vol.3
http://vine2011hunger.blogspot.com/2011/10/in-singapore-vol3.html

シンガポールでのインターンシップのお話第三弾です。
総評とかそんなんですw

------------------以下テンプレ------------------


もう、1年半も前の話になるんですが、
シンガポールにインターンシップに行ってきたときの話です。

プログラム概要
都市:シンガポール
目的:インターンシップ&ホームステイ
時期:2009年3月中旬
期間:10日間
費用:14万円ぐらい

これは、大阪府立大学と大阪府の国際交流事業の一環で
大阪府立大学とシンガポール国立大学の交流も兼ねてます。

プログラム内容
このプログラムでは、大阪府立大学から8人の学生が派遣されました。
特に応募資格があるわけでもなく、誰でもいけるということから
当時、1回生から4回生まで学年はばらばらでした。

大阪府立大学の学生代表(?)として派遣され、
シンガポールでインターンシップを行うことから
事前にビジネスセミナーがありました。

基本的にインターンシップ先は、日系企業。そこで、営業に同行したりすることで海外で働くということを体験してもらおう、とかそういう意図だったと思います。特に日系企業だったこともあり英語力は不問でした。
------------------以上テンプレ------------------



3.総評というかなんというか。
ここまでが、ながーくながーくなってしまったんですが、このプログラムを通じて考えたこと、感じたことを書きます。以下5つのトピックです。

0.自分の目で見たシンガポール
1.日本人としてのアイデンティティ
2.英語を喋る自信
3.留学生と現地人
4.シンガポールに学ぶ外国語教育



0.自分の目で見たシンガポール(観光的な側面)

海外旅行にちょっと興味のある日本人なら知ってると思うのですが、シンガポールはとても清潔な街で「つばを吐いたら罰金」という法律があることでも有名です。ですが、実際のところそこまできれいな印象は持ちませんでした。もしかしたら、自分が期待しすぎてたのかもしれませんが。まぁ、普通にきれい、ぐらいでした。


日本人の感覚からしたら「シンガポール人って何人?」ってなります。街を歩いていても、中国人、韓国人、インド人、マレー系、白人など様々な人とすれ違うことになります。そして、観光客というよりも普通の住人なのでは?と思う格好の人ばっかりです。


食べ物はかなり美味しかったです。僕がもともとアジア料理が大好きなのもあるんですが、結構何食っても行けました。後、最近日本に進出してきたHootersにも行きました。大阪府事務所に人に連れて行ってもらいましたwチキンウィングを食べたんですが、普通においしかったなー。


後、観光客が行かないレベルのチャイナタウンに行きました、母のプーアル茶を探しに。入った食堂はオール中国語。英語通じないとか、愕然としました。


リトルインディアンとかも行きたかったのですが無理でした。あと、タクシーはホテルで捕まえるもの、っていうのを初めて知りました。


あと、赤道が近いのかスコールがハンパなかったです。後日本では考えられないぐらいオープンカフェとかオープンバーが多かったです。一年中熱いことを考えれば、外に席があるほうが気持ちよいよね。


地下鉄も乗りやすかったです。地下鉄もバスも基本的には、Suicaみたいなタッチするカードを使ってました。もう2年も前の話だけど、そのカードでバスも地下鉄も乗れるから、お買い物にも使えるようにしようという動きがあったらしいです。日本と同じ感じで動いてるんだなー、と思ってました。



1.日本人としてのアイデンティティ

母に連れられて、この年(当時21歳)まで色んな国に旅行で行ったことがありました。東南アジアばっかりでしたが、基本的にホテルに滞在or観光だけでした。しかも、基本的に小さい頃(中学生まで)だったので、自由行動なんてさせてもらえるわけもなかったです。今回のシンガポールのように現地の人と交流するのも初めてだし、自分の行きたいところに自由に行ってみるというのも初めてでした。


すごい短い期間だったけど、少しずつ慣れてきたシンガポール。滞在7日目ぐらいで、行き交う人ごみの中で「あ、黒人の人居る。白人も居るわ。あの人は中華系やな。こっちの人はマレー系かな?あれ、日本人もおる。」とちょっと町を歩くだけでもたくさんの人種、国の人とすれ違いました。きっと観光客も居るだろうけど、こっちで働いたり、永住権持ってる人、シンガポール人ってのも居るんだろうな、と思うと、「この人ごみの中で自分は一体何者なんだ?」「「実はシンガポール人でーす」って叫んでみても、誰も「あ、そうなの」ぐらいの反応なんじゃないか!?」と色々思考がぐるぐるして、よくわからなくなりました。


行き着いた先は、当たり前だけど自分は「日本人」だということ。両親が日本人で日本語喋って日本の文化に触れて育ってきた。自分が今まで日本人かどうかなんて意識したこともなかった。日本で外国人を見ても、「あ、外国人だ」ぐらいにしか思ってなかった。シンガポールで多数の中でのマイノリティになったときに、「周りはシンガポールの人で、オレは日本人なのか」とふと感じた瞬間でした。その時から、「日本人ってなんだろう?」って考え方とか文化とかに特に興味を持つようになりました。


2.英語を喋る自信

残念ながら、このインターンシップに行ったときにはホントに英語が喋れませんでした。「このホテルどこですか?」って聞くのすら、もうどっきどき。通じなくて「Hah?」なんて返されたらどうしよう、なんて怖くて仕方なかった。それぐらい英語に自信もなかったし、喋るのが怖かったし、間違いたくなかった。


このプログラムでは英語力は基本的に不問だったはずが、何故かJTBのカウンターに座らされた僕。迫り来る英語しか話さないシンガポール人。与えられたタスク。強烈なプレッシャーの中、英語を発するしかありませんでした。結局スクリプト用意して読んでただけなんだけど。


それでも、喋れば通じるし、少し間違っても「ふんふん」と聞いてくれるし、間違っても言い直せば良いし、なんだかそれに気付けてよかった。JTBでのカウンターでの経験から英語恐怖症からの脱却が出来たわけです。結局は成功体験だったんですね。後日談ですが、帰国してから留学生とアホほど遊ぶようになりました。もはやアホです。



3.留学生と現地人

ホームステイのホストのこの友人二人(女の子)とディナーに行きました。向こうの子らからしたら、オレは日本から来た留学生(みたいなもの)。彼女らは日本語がとても堪能で僕もストレスなしに喋ることが出来ました。


喋ったトピックは、始めは日本とシンガポールのこととかだったけど、途中からずーっとコイバナ。マジで普通の日本人の女の子と喋ってるみたいだった。ここでハッとしたのが、いつも学校とかでも「外国人」とか「留学生」とか分けてるけど、それ以前に「人間」で彼女たちは特に「同年代の大学生」だということ。盛り上がるトピックはおれらと同じコイバナだったりするんだよね。パパが門限が厳しいことで悩んだりもするし、恋にも悩むし、将来どうしようかなー、って思うこともあるし、レポートに苦しんだりもする。今まで持ってた考えが、すごく偏見と思い込みに塗れたものだったと思い恥ずかしくなりました。


彼女たちの考え方は少し日本とは違ったり、でもシンガポール人同士でも家庭環境が違ったり。一体何が文化的な違いなんだ、と思うようになりました。僕たちが留学生と対面して体験する国際交流は、そこで感じる彼らとの違いっていうのは、実はとてもミクロなレベルなんです。留学生一人ひとりのバックグラウンドに依存した国際交流なんです。もはや、「国際」って言葉が合ってるとも思えない。


留学生を海外のことを話してくれるツールとしてしか見てるってことはないですか?
留学生とコイバナとかしたことありますか?




4.シンガポールに学ぶ外国語教育

JTBの同じオフィスに何人かシンガポール人が居ました。しかも、みんな日本語がぺらぺら。その中の一人の子は僕よりも年下でした。大学は出てないのかな?と思い聞いてみると、始めはテレビを見て興味を持ったらしいです。


シンガポールではいくつかのチャンネルでは、日本のアニメが日本語のまま放送されてるとか。多分字幕付きです。テレビと後自習でかなり勉強しました。って言ってました。ホストの子も変な下ネタを覚えてて、どこで覚えたの?って聞くと、アニメと言ってました。一体どんな変態アニメを見てたんだ。


日本ではどうでしょう?日本のテレビで日本語以外の言語が聞こえてくるなんてことは、まずそうないですよね。ホントにテレビを見るだけで言語が伸びるのかは少し疑問でもありますが、言語に興味を持ったときにアニメとか取っ掛かり安いものが身近にある環境っていうのは良いと思います。特に、意識してない状態でのインプットも有りそうだし。(意識してないから意味ないんじゃね、っていう気もしますが。)とにかく日本では、英語の音のインプットはかなり少ないですよね。ずーっと文字ばっかり。英語を中学生のときに勉強し始めて、日本語字幕英語の映画とか番組がバンバン流れてたら、少しは日本人の耳も改善されるかも。


だから、日本のテレビを変えろとかは言うつもりはないし、今更みんな英語やるべきだ!なんて言うつもりもないんですが、そうやって音としてインプットする場が多いのは、羨ましいなーという話です。





まだまだ書き足りない事があるんですが、書いてると切りもないので、この辺で。
詳しく聞きたい人とかは、skypeでもFacebookでもTwitterでも何でも聞いてください。
答えられる範囲で答えます。

ではでは~

ノシノシ





インターンシップ in Singapore Vol.1


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