2011年5月25日水曜日

ないものを数える日本人。

どもどもー、のりです。




「ないものを数える日本人。あるものを数える外国人。」

これ、最近結構意識しながら周りの外国人を観察してます。

ついでに、もうちょっとドイツ語ができるようになったら

インタビューしたいな、とも思ってますw





今日は、「ないものを数える日本人。」の話をしますw

「あるものを数える外国人。」の話は、また後日。





ただの仮説でしかないし、妄想でしかないかもしれないけど。。。

日本人はないものを数える傾向にあるんですね。

だから、あんまり自慢をしないんです。

違う、ポジティブな自慢をしないし、すると嫌な目で見られる。

テストで100点取ったときに、「やったー100点取ったぜいえーい」

なんて言える?言ったら茶化される、最悪イジメられるでしょ笑

そういうことじゃないのかな。大人でも一緒。

でも、ネガティブな自慢なら結構聞くよね。

「こんなことに遭ってしまってさー」みたいな。



ないものを数える、むしろ、あるものを数えないのかも。





テストで言うと、80点を取った時に

「いえーい、80点取ったぜー」

「うわー、20点も間違ってしまったー」

の違いだと思います。

テストだと、みんなきっと前者なんだろうけどねw






日本の幸福度ってかなり低いですよね。

あれも、この話に繋がってるのかな、って思ってます。



「アフリカのどっかの国に比べたら、インフラも整ってるしお金もある。

安全に暮らせるし、お前ら幸せだろ?」

こう言いたいわけではありません笑




確かに、氷河期だとか言いながら、街にはサラリーマンがあふれてるし

高等教育も受けれる、保険もしっかりしてる、インフラもある。

なんだかんだで仕事しなくても生きていける日本。







「今の生活に満足していますか?」





(ここから妄想)

毎朝早くにおきて、ぎゅうぎゅうの満員電車に揺られて出社し

残業も多いし、その割に給料は多くないし、

子供もいつの間にか大きくなって、嫁とも昔ほどラブラブじゃない。

小遣いも制限されてるから、飲みに行きたくても

家で飲む缶ビール一本か。。。

おれは、今の生活に満足してるかな・・・?

答えはNoだな。


(ここまで妄想)





なんてことに、なってるんじゃないかなーと思うわけです。
今、「ないもの」ばっかり数えてたよね。

きっと、今この人の頭の中には

「毎朝、満員電車に乗らずに出社して、残業も少なくて、給料も多くて・・・」

っていう妄想の中から上の言葉が出てきたんじゃないか、と思うわけです。

理想の人生と今の人生を比べてるんじゃないかと思うわけです。




「うわー、20点も間違ってしまったー」


の思考と同じなんじゃね、と。



確かに、全ては理想通りではないかもしれないけど、

それでも、大好きな人と結婚して、子供が出来て、

休日には何とか子供と奥さんと遊ぶ時間と少しのお金はある。

風呂上りには一日のご褒美のビールがあって・・・

大好きな友達とは、たまに会っては飲み会したり、スポーツしたり



って考えれたら、もう少し幸せになれるんじゃないかな、と思うわけです。



たとえ、30点だったとしても良いと思う。


30点も取ったぜー、いえーい!!


って胸張ってみればいいんじゃない。




自分の周りにある不幸、ないものを嘆くんじゃなくて

小さな幸せも大きな幸せ、あるものひとつひとつ数えてみれば、

いつもよりちょっと幸せな気持ちになれるんじゃないかな。







「今の生活に満足していますか?」






---------------------------------ここから引用---------------------------------

 【パリ=古谷茂久】経済協力開発機構(OECD)は24日、加盟各国の国民の暮らしの「幸福度」を新指標を使って評価した結果を公表した。日本は家計や雇用、高等教育、健康など多くの指標で平均を上回る位置につけたものの生活への満足度は低く、豊かな暮らしのなかにも不満を抱えながら生活する日本人の姿が浮き彫りとなった。
 同日、パリで開いたOECD設立50周年記念行事にあわせて発表された。経済面でみると日本人の家計可処分所得はOECD平均を上回り、さらに家計資産は同平均の約2倍と恵まれていた。
 15~64歳までの労働年齢人口で有給の仕事に就いている日本人は約70%。OECD平均の65%を超えた。失業率も同平均より低かった。また日本人の年間労働時間は1714時間とOECD平均の1739時間より少なく、指標からみると日本人の働く環境は悪くはない
 教育面では、日本人の学歴や読解力はOECD内の上位に入った。平均寿命は82.7歳と加盟国中最も長かった。OECDは日本について「多くの幸福指標で平均以上」と高く評価している。
 一方、生活に満足している日本人は40%にとどまり、平均の59%を大きく下回った。満足度はデンマーク(90%)やフィンランド(86%)、ノルウェー(84%)など北欧で高い。日本より低いのは韓国(36%)や旧東欧諸国だった。
 OECDは国内総生産(GDP)に代わり国民の幸福の尺度となる新指標づくりを進めており、今回の公表結果もその一環。

---------------------------------ここまで引用---------------------------------
引用元




ノシノシ


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